奄美大島のサーフスポット”嘉徳海岸”が護岸工事で消滅の危機!?

(アイキャッチ画像:change.org


日本屈指のサーフィンアイランド奄美大島。

深い緑の山々に囲まれ、真っ青な海が広がる奇跡のビーチ「嘉徳(かとく)海岸」はヤドカリや実滅危惧種のウミガメや貝類など、生物多様性が高い秘境であり、そこを訪れた外国人がジュラシック・パークと名付けてしまうほど。

しかし、そんな手付かずの大自然が残る嘉徳海岸が護岸工事によってコンクリートで覆われてしまう恐れがあります。

今回は、嘉徳海岸の護岸工事について詳しくお伝えしたいと思います。

記事の内容奄美大島「嘉徳海岸」の護岸工事について

日本が誇る奇跡のビーチ「嘉徳海岸」とは

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LABO君
LABO君
波乗り太郎君は、奄美大島のジュラシック・パークを知ってる?

サーフィンでは有名な奄美大島だけど、ジュラシック・パークってなに!?
波乗り太郎
波乗り太郎

LABO君
LABO君
実は、奄美のジュラシック・パークとは、嘉徳海岸の事で、手付かずの大自然が残されている美しいサーフスポットなんだ!

え〜〜!どんな場所なの〜!?
波乗り太郎
波乗り太郎

生物多様性の高い奇跡のビーチ


奄美大島南東部に位置する大自然の山々に囲まれた嘉徳という小さな集落の前に広がる美しい嘉徳海岸は、天然記念物の「オオヤドカリ」や豊富な「貝類」が生息し、さらに絶滅が危惧されている「ウミガメ」の貴重な産卵場所でもあります。

中でも2億年前の恐竜が生きていた時代から姿を変えていない地球上で最大のカメである「オサガメ」の産卵が日本で唯一記録されるなど、貴重な生物が多く生息するビーチです。

さらに、山に張り付くように海に流れ出ている嘉徳川には、「リュウキュウアユ」が棲んでいます。リュウキュウアユは元々、沖縄にも生息していましたが1970年代に絶滅。現在は奄美大島にのみ生息している絶滅危惧種です。

手付かずの大自然が残る嘉徳には絶滅の恐れのある生物がある生物が生息し、国立公園にも指定されている嘉徳海岸は、日本の中でも特に美しいビーチの一つなのです。

サーフスポットとしても有名

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暖かい気候と透き通るほどの綺麗な青い海を持つ奄美大島は、極上の波にも恵まれるサーフィンアイランドとして、多くのサーファー憧れの島です。

そして、嘉徳海岸は奄美大島では珍しいビーチブレイクのサーフスポットです。

普段はほぼフラットに近い嘉徳海岸ですが、周辺がクローズになった干潮時に波がブレイクします。

6月下旬から9月の台風シーズン中、台風うねりを狙って、奄美大島南東部のサーフスポットがクローズコンディションになっている時、嘉徳海岸では極上の波が姿を見せてくれるかもしれません。

カレント(離岸流)が発生しやすい場所なので、海水浴やサーフィンをする際は注意しましょう。

ちなみに、観光やサーフィンで訪れた車の駐車は嘉徳集落より先は全面駐車禁止です。駐車する場合は、集落入り口手前の空き地が利用可能だそうです。

嘉徳海岸が護岸工事で消滅の危機!?

LABO君
LABO君
とっても美しい嘉徳海岸だけど、コンクリートに覆われてしまう護岸工事が計画されているんだ

こんなに美しい貴重なビーチなのに、なんで!?
波乗り太郎
波乗り太郎

LABO君
LABO君
嘉徳海岸の侵食が大きな問題になっているんだ

嘉徳海岸の護岸工事の詳細

日本は世界で6番目に長い海岸線を有している国ですが、多くの海岸は侵食の被害を抑えるために、護岸工事を行い、自然のまま残された海岸は減少しています。

そして、奄美大島の嘉徳海岸もまた、護岸工事のターゲットになっています。

嘉徳海岸の護岸工事計画は、2014年に台風の影響で嘉徳海岸の砂浜が侵食された事が確認され、県が海岸侵食対策事業に着手したのが始まりです。

海岸侵食の原因は他にも、海砂採取や河川改修工事の影響があり、嘉徳海岸の美しい砂浜は減少しているそうです。

嘉徳海岸の護岸工事は、砂浜に全長530m、高さ6.5mの3階建てのビルの高さに相当するコンクリートの防波堤が建設される計画です。

巨額の税金が使われ、美しい砂浜がコンクリートに覆われてしまう護岸工事によって、嘉徳海岸に棲む生物や産卵にやってくるウミガメへの大きな悪影響が懸念されます。

国立公園に指定されているにも関わらず、手付かずの大自然に囲まれた嘉徳海岸の美しい景観はコンクリートによって失われるでしょう。

嘉徳海岸を護岸工事から守るために、自然と共存する方法は無いのでしょうか。

嘉徳海岸の護岸工事を食い止める為に

嘉徳海岸

画像引用:スポーツかごんまNEWS

嘉徳海岸の美しさに魅了され、奄美大島に移住してきた日系フランス人のジョン・マーク・高木氏が代表を務める「奄美の森と川と海岸を守る会」と弁護団が今年1月31日、嘉徳海岸で計画している護岸工事に使われる多額の工事費用の公金支出差し止めを県に求める住民監査請求を行いました。

「奄美の森と川と海岸を守る会」は、幹の途中から太い安定した根を生やす防風樹として知られるアダンの植林で海岸の自然を残しつつ砂浜の侵食を抑える事ができると言い、現在は護岸工事を食い止めるべく、署名活動を行っております。

署名に関する詳細はこちら。

最後の “ジュラシック・ビーチ”奄美大島・嘉徳海岸を 巨大な護岸建設工事から救おう!

署名の目標人数はもうじき達成します。多くの賛同者が集まり、護岸工事計画が白紙になる事を願っております。

まとめ

嘉徳海岸

画像出典:facebook

LABO君
LABO君
日本が誇るべき奇跡のビーチ”嘉徳海岸”をいつまでも残せたら良いね!

嘉徳海岸にコンクリートは似合わないよ!絶対、他の方法で侵食を食い止めるべきだと思うな〜
波乗り太郎
波乗り太郎

生物多様性が高く、絶滅危惧種が生息している嘉徳海岸。

海岸侵食による護岸工事で自然のビーチが失われてしまう恐れがあります。

コンクリートの防波堤などの人工物ではなく、自然のアダンの砂丘で嘉徳海岸の海岸侵食を防ぎ、自然と共存できる未来を目指していけたら良いですね。

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