サーフィン中の雷には注意しよう!落雷時の危険と退避方法とは?

サーフィン中の落雷が原因で、サーファーの死亡事故が発生している事をご存知ですか?

実は、海に入っている時に雷が発生すると、とても危険な状況に陥る可能性があります。

海で遊ばせてもらっているサーファーだからこそ、いつ、どこで起こるか分からない自然の脅威である雷に備え、危険性と退避方法を把握しておきましょう。

記事の内容サーフィン中の雷の危険性退避方法

海に入っている時の雷の危険性とは?

サーフィン雷

自然の脅威である雷は、私達の日常の中で発生する事は珍しくなく、時に海に入っている人を襲います。

最近では2019年3月27日、ブラジル北東部のLeste-Oeste(レステ–オエステ)ビーチにて、昨年ブラジルの国内チャンピオンシップを制した23歳の女性サーファーのルジワラ・スーザさんが、サーフィンの練習中、近くで落雷が発生し、感電したルジワラさんは意識を失い、帰らぬ人となりました。

事故当日は、天候が急速に悪化していき、雷が発生したそうなので、海に入る時に晴れていても、突然、近くで落雷が発生する場合があります。

遠い場所で落雷が発生した場合、致命的な被害を受ける可能性は低いですが、雷雲が短時間で近くまで来る可能性があり、迅速な退避が必要です。

波乗り太郎
波乗り太郎
実際に、サーフィン中に雷が原因で命を落としている人がいるんだね。しっかり自分の身を守らないと
まずは、海に入っている時の危険性を具体的に知ろう!
LABO君
LABO君

海は雷が感電しやすい

一般的に、電気は水を通すというイメージがあると思いますが、電気は水中の中にあるイオンを伝って広がっていきます。

なので、不純物をほとんど含まない純水(真水)にはイオンがいない為、ほとんど電気を通す事はありません。

しかし、塩分を含む海水には、イオンが複数含まれている為、雷の高電圧な電気を通します。

雷の電圧は200万ボルトから、最大クラスで10億ボルトと、一瞬で命を奪えるほどのパワーを持っています。

そして、海に雷が落ちた場合、影響は半径20~30mの広い範囲に及び、範囲の中にいる人は大きな被害を受ける可能性が高いです。

実際に、1987年8月5日の早朝、高知県の生見海岸に落雷が発生し、サーフィンを楽しんでいた12名のサーファーが感電し、6名が死亡、他の6名が重傷を負う事故が発生しています。

海に入っている時にゴロゴロと雷が鳴った際、たとえ、周りのサーファーが海から上がらずとも、大丈夫と思わず、雷鳴が聞こえたら直ぐさま海から上がる行動を取りましょう。

海面に接しているサーファーは雷が直撃しやすい

雷の特徴として、雷は周囲よりも高いものに落ちやすい傾向にあります。

周りに高いものが何もない海の中に浮かぶ人の頭は、周囲の中で最も高い為、雷の直撃を受ける可能性があります。

水中であれば、雷の電気が分散し、影響が少なくなりますが、ウェットスーツを着ているサーファーは水中に潜っても浮いてしまいます。

水面に接している以上は、雷の被害を受けやすいので、姿勢を低くしながらパドルし、速やかに岸を目指しましょう。

波乗り太郎
波乗り太郎
雷のゴロゴロした音が聞こえたら、すぐに上がる事が大切だね

次に、雷から身を守れる避難場所を教えるよ
LABO君
LABO君

雷から身を守れる避難場所と姿勢

雷の音が聞こえたら、海に入っているサーファーは直ちに岸に上がりますが、砂浜が濡れている場合、雷が砂浜を伝って、砂浜にいる人が感電する可能性があります。

海から上がっても安心せず、なるべく海から離れた場所に移動します。

車で来ている人は、シートにタオルなどを敷き、濡れたウェットスーツで車内が濡れないように工夫した上で、車内に退避する事が望ましいでしょう。

中に入る事ができる建物も避難場所として適していますが、建物の”軒先”に避難すると、その建物に落雷した場合、建物の外壁を伝って雷の電気に襲わてしまいます。

木の下も、関節的に感電する可能性があるので、高い建造物や木からは、なるべく離れる事が原則です。

車や中に入れる建造物など、近くに安全な空間が見当たらない場合は、電柱や鉄塔、建造物などの地面から高い物体のてっぺんを45°の角度で見上げ、その物体から4メートル離れた場所(保護範囲)に避難します。

雷サーフィン

画像出典:気象庁

木の近くは危険な為、最低でも2メートル以上は離れます。

避難している時の姿勢は出来るだけ、姿勢を低くし、できれば「雷しゃがみ」の姿勢で待機しましょう。

「雷しゃがみ」の姿勢

アメリカの落雷が多い地域では、キャンプなどのアウトドアへ出向く際に、「雷しゃがみ(Lightning Crouch)」という雷から退避する時に推奨されている姿勢を学びます。

雷しゃがみの姿勢は、以下の通りです。

  1. 姿勢を低くする為、頭をかがめてしゃがむ
  2. 雷鳴の大きな音や衝撃から、鼓膜を守る為に両手で耳を防ぐ
  3. 足の両足のかかと同士を合わせながら、つま先立ちをする

サーフィン 雷

画像出典:ケメ子のウェブログ

かかと同士を合わせる理由は、地面から雷の電気が伝って来た時、片足から反対側の片足に電気が流れる事で、上半身まで電気を流さないようにする為です。

「髪の毛の根元が立つ」「肌の表面がチクチクするような感覚」などの時は、落雷の兆候です。

つま先で立つのは大変ですが、電気が侵入する面積を最小限に抑えられる為、できるだけ雷しゃがみの姿勢をキープさせ、落雷が収まるまで、待機しましょう。

波乗り太郎
波乗り太郎
雷が鳴って砂浜に退避しても、まだ安心ではないんだね

できるだけ早く、車や建造物の中に入るか、保護範囲で雷しゃがみの姿勢を取ろう
LABO君
LABO君

まとめ

サーフィン 雷

海に入っている時の雷は非常に危険で、時に人の命を奪う事があり、サーファーが特に注意すべき自然現象の一つです。

雷は夏に発生するイメージが強いですが、夏以外の季節でも多く発生しています。

遠い場所で落雷が発生している状況でも、大丈夫だろうと安易に考えず、出来るだけ速い行動をするようにしましょう。

一回の判断ミスによって、雷を受けてしまうと、一生サーフィンができなる後遺症の恐れもあります。

雷の被害を避ける為に、海に行く前は天気予報もチェックしておいた方が良いでしょう。

波乗り太郎
波乗り太郎
自分の身を守る為に、雷には特に気を付けなくちゃ!

雷が遠い場所で鳴っていても、油断しないで岸に上がってね
LABO君
LABO君

公式LINEに登録して最新情報をGETしてね♫

友だち追加

スポンサーリンク

関連キーワード
  • 【全国版】台風9号・10号の波はどこに届く?SURFLABOサーフィン考察
  • カレント(離岸流)で流されている人、海で溺れている人の救助方法
  • 台風8号フランシスコの波はどこに届く?SURFLABOサーフィン考察
  • 台風6号ナーリーのうねりはどこに届く?SURFLABOサーフィン考察
  • 台風5号ダナスのうねりはどこに届く?SURFLABOサーフィン考察
  • 日本のサーフポイントは将来プラスチックゴミで溢れるかもしれない
おすすめの記事