世界で初めてサーフィン用ウェットスーツを誕生させた「ジャック・オニール」

(アイキャッチ画像:oneill

体の保温と保護の役目を持ち、冷たい海でも長時間の快適なサーフィンが約束されるウェットスーツは、今ではサーファーの強い味方として必需品ですが、いつ誕生したのかご存知でしょうか?

今回は、サーフィン用のウェットスーツの歴史を語る上で欠かせない「ジャック・オニール」について、ご紹介したいと思います。

記事の内容

  • サーフィン用ウェットスーツの歴史
  • サーフブランド O’Neill(オニール)の創業者ジャック・オニールについて

世界初の革新的なウェットスーツを作ったジャック・オニール

波乗り太郎
波乗り太郎
ねぇLABO君〜、ふと気になったんだけどさ、ウェットスーツっていつ誰が作ったの?

サーフィン用のウェットスーツは、O’Neill(オニール)の創設者でもあるジャック・オニール氏が作ったと言われているよ
LABO君
LABO君

波乗り太郎
波乗り太郎
オニールはウェットスーツで有名なサーフブランドだよね!すごい偉業を成し遂げた人だね〜

今日は、ジャックオニール氏の偉大な功績を教えてあげるよ!
LABO君
LABO君

ジャック・オニールとウェットスーツの歴史

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ウェットスーツの誕生は今からおよそ、70年前。

世界で初めて冷たい海の中でもサーフィンを快適にするウェットスーツを作った一人の男がいました。

その男の名は、ジャック・オニール1923年3月27日、アメリカのデンバーで生まれ、10代の頃からボディサーフィンを楽しんでいたそうです。

第二次世界大戦中、海軍でパイロットを務めていたジャックは、戦後の1949年サンフランシスコにやってくると、3年後の1952年にグレートハイウェイで世界初のサーフショップをオープンさせました。店の名前は「Surf Shop」。これが、サーフブランド O’Neill(オニール)の始まりでもあります。

 

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当時、オイルを染み込ませたセーターなどを着て、海の寒さを凌いでいたジャックは、冷たい海の中でも長時間サーフィンができるようなウェットスーツを作りたいと考え、海軍の潜水服から着想を得ると、撥水性と耐水性のあるポリ塩化ビニルシートで、冷たい海の中でも体温を逃さないベスト型のウェットスーツを作ることに成功。しかし、海の中に入ると水を含んでしまい、サーフィンするにはあまりにも重たすぎたそうです。

その後、現代のウェットスーツで定番のネオプレン素材を使ったウェットスーツを開発し、動きやすさや暖かさを兼ね備えた革新的なウェットスーツとして、瞬く間にカリフォルニア中に普及させます。

1959年に波の良いサンタクルーズにサーフショップを移すと、ウェットスーツやサーフボードを販売。地元のサーファーが集う人気のサーフショップへ成長し、サンタクルーズのサーフカルチャーが発展していきました。

こうして、ウェットスーツを改良していったO’Neill(オニール)のウェットスーツは、1980年代になると、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本にも上陸し、広がります。

ジャック・オニールの高機能なウェットスーツと高いマーケティング能力によって、世界で初めての小さなサーフショップから世界的企業へと成長していったのでした。

ジャック・オニールが眼帯をしている理由

ジャック・オニールの写真を見ると、印象的な眼帯をしていますが、なぜ、眼帯を着用しているのでしょうか。

諸説ありますが、そこには、世界初のリーシュコードが絡んでいたと言われています。

今ではサーフィンの道具として当たり前のリーシュコードですが、ジャックが住んでいたサンタクルーズのサーファーによって、発明された道具なのだそうです。

画像出典:oneill

最初はゴムチューブをサーフボードの前方に吸盤で貼り付けるシンプルな物でしたが、後にペット用の首輪で足首とフィンを繋ぐようになると、ジャックはいち早く製品化を果たします。

しかし、ジャックはリーシュコードのテスト中、サンタクルーズのThe Hookというサーフポイントで彼の左目にサーフボードが当たってしまう事故によって左目が失明してしまいます。そして、この事故によって1972年頃からトレードマークの眼帯を着用するようになったそうです。

ウェットスーツのみならず、世界で初めてのリーシュコードにも絡んでいたジャックですが、不運なサーフィン事故によって片目を失くしていたのです。

海の大切さを子供達に教える団体「O'Neill Sea Odyssey」

 

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次世代を担う子供達に海洋環境を学べる機会を設けたいと考えたジャックは、1996年に非営利団体「O'Neill Sea Odyssey(オニール シー オデッセイ)」を設立。

小学校4年生から6年生を対象とした無料のプログラムは、海洋環境や海洋生物など、船に乗りながら学ぶ事ができ、2018年までに、およそ10万人の子供達がプログラムに参加しています。

ジャックの愛する海を守りたいという願いは、多くの子供達にも受け継がれ、美しい海の未来へ繋がっていきます。

ジャック・オニールの最後

2017年6月2日の朝、94歳だったジャック・オニールはサンタクルーズの自宅で、家族や親しい友人に見守られながら老衰により、天国へ旅立ちました。

後日、アメリカやオーストラリア、南アフリカ、湘南など、8ヶ国以上で追悼セレモニーのメモリアルパドルアウトが行われました。

 

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ジャック・オニールが成し遂げた偉業や功績は、サーフィンの歴史を作り、これからも人々の間で永遠に語り継がれていく事でしょう。

関連動画

まとめ

波乗り太郎
波乗り太郎
ジャック・オニール氏が、サーフィン用のウェットスーツの歴史を作り上げたんだね!勉強になったよ〜

O’Neill(オニール)の創設者でもあるジャック・オニール氏の素晴らしい功績は、とても偉大だよね!
LABO君
LABO君

現代のウェットスーツは、伸縮性と高い保温性の機能を備えており、冷たい海でもサーファーのパフォーマンスを引き出してくれますが、ジャック・オニールの存在がなかったら、今のような高機能なウェットスーツはまだ誕生していなかったかもしれませんね。海とサーフィンに対する熱い思いを持っていた彼の偉業のおかげで、現代のサーフィンがあると言っても過言ではないのではないでしょうか。

ジャック・オニールの70年前から培ってきたノウハウや技術は今も製品に活かされ続け、O'Neillのウェットスーツは世界中のサーファーに愛されています。高品質ながら、コストパフォーマンスに優れている事でも有名ですね。

これから暖かくなってくる季節におすすめのO'Neillのウェットスーツを下から購入できます。バックジップなので、着脱が楽々ですよ〜♬

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