日本のサーフシーン大注目のフリーサーファー”高貫佑麻”

(アイキャッチ画像:campfire

サーフィンの大会に出場する事を生業とする”プロサーファー

大会には出場せず、己のスタイル(サーフィン、ライフスタイル、考え方など)が大きな影響力を持ち、契約を結んだスポンサーなどからお給料をもらって生活する”フリーサーファー

主にサーファーとして、サーフィンを職業とする人達は、この2つのどちらかです。

フリーサーファーとして活動している日本人はまだ珍しく、あまり聞き慣れない言葉ですが、今回は日本のサーフィン業界大注目の”高貫佑麻”さんにフォーカスし、彼の人生に迫りたいと思います。

この記事のポイントフリーサーファーの人生、佑麻さんの素晴らしい活動を知ることができます。

プロフィール

高貫 佑麻 たかぬき ゆうま(29歳)

生年月日 1989年2月18日
身長 178cm
体重 66kg
スタンス グーフィー
ホームブレイク 御宿、勝浦
居住地 一宮

フリーサーファーになるまで

サーフィンを始めるきっかけ

画像出典:yonosuke-memorialcup

千葉県、御宿でサーフショップを営んでいた父親と、ボディボーダーの母親を持つ佑麻さんは、毎年ハワイに通うコアなサーフィン夫婦の息子として1989年に生まれました。

しかし小さい頃に海で母親とボディボードで遊んでいた時に波に巻かれ、トラウマとなってしまった彼は、物心ついてからもサーフィンをする気にはなれません。

ビッグウェーバーであった父親がノースショアの8ftの大きな波にチャージする姿を見て、「サーフィンは危ない」というイメージも持っていました。

それから時は経ち、佑麻さんが9歳の時、当時彼が通っていた小学校では、4年生になると部活が始まります。

部活は金管部かサッカー部を選ばなければならず、どっちもやりたくなかった彼は、父親のショップに来ていた中一の先輩と一緒にサーフィンをはじめ、のめり込みます。

毎日学校の前の朝イチ、中一の先輩と一緒に御宿で練習し、サーフィンが上手くなっていき、16歳の時に東日本、全日本選手権大会の両タイトルを制します。

プロサーファーとなるが...

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当初はプロになりたいという気持ちはまったく無かったそうですが、19歳を前に、父親が亡くなってしまいます

それを機に、自分の将来を考え、プロサーファーになる事を宣言。

翌年、見事プロになった彼ですが、当時の彼女が大病を患い、海から4年間遠のきます。

命と人生について考え、23歳からCTを目指して大会を転戦します。

しかし、元々争うことが好きではなかった彼は、大会という環境に慣れず、精神的にも楽しむことができないでいました。

人生を変えた1本のサーフムービー

「Sprout」
佑麻さんはそれまで、ショートボードに乗り、スピード、スプレーをどれだけ出せるか、いわばコンペティターサーファーのマインドでした。

ある時、アメリカ西海岸を代表する映像監督トーマス・キャンベルのSproutを観て衝撃を受けます。

カリフォルニアのアレックス・ノスト、バイロンベイのデイブ・”ラスタ”ヴィッチら、スタイルマスターと呼ばれるサーファーが出演しており、どんなボードでも波を自由に乗りこなす彼らに心が奪われます。

スタイルマスターと呼ばれている彼らのサーフィンは、波に乗ること自体を心の底から楽しんでおり、大会で勝つことにこだわっていた佑麻さんのマインドが変わります。

”自分も、もっと波を楽しみたい...!”

こうして25歳の時に大会を引退し、周りからの支えもあり、フリーサーファーとしての活動をスタートさせます。

ショートボードだけでなく、大波に乗る為のガンボード、スタイルを極めるロングボードやオルタナティブボード、波に合わせてニーボードやSUPなど、あらゆるボードを楽しむフリーサーファーとして、sproutに出てきたサーファーのように、純粋に波を楽しみながらボードカルチャーの本質を追い求めています。

ハワイは特に大切な場所

パイプラインでの、初サーフィン

画像出典:interstyle

佑麻さんにとって、ハワイは小さい頃から慣れ親しんだ場所。今でも日本が冬になると、ハワイへ行きます。

ノースショアにある有名なサーフポイント”パイプライン”は特に思い入れが強い場所なのだそう。

サーフィンを始めた翌年の冬、パイプマスターズが開催されているパイプラインに佑麻さんは訪れます。

ダブルくらいのサイズで大会は開催されており、ふと、端のエンドセクションに目を向けると頭くらいのサイズで綺麗なブレイクを見つけ、父親に「あそこでサーフィンがしたい!」と言ったそうです。

カレントが強い事で有名なポイントなので、初めは父親と共にパドルアウトします。

しかし、信じられないくらいのパワーとホレ具合の波に苦戦しながらも、パイプラインのピークからチューブを抜けてくるサーファーを見て心が打たれたそうです。

画像出典:interstyle

パイプラインでサーフィンをする時は、絶対にヘルメットをかぶるという佑麻さん。

足がつくほど水深が浅い場所があり、波に巻かれると海底のリーフに体を打ちつける可能性がある危険なポイントでもあります。

自分の身を守るため、敬意を払うためにパイプラインでサーフィンするときは必ずヘルメットをかぶるように父や先輩から教えられました。

そして、これまでに2回、ヘルメットが割れるワイプアウトを経験しています

共にノーズが刺さったパーリングによって、頭からリーフに直撃。もしもヘルメットをかぶっていなかったら死んでいたほどの衝撃からの生還。

父親や先輩のアドバイスによって救われた佑麻さんは、真摯にパイプラインの波と向き合いながら毎年サーフィンをされています。

現在の活動

画像出典:campfire

フリーサーファーといっても、サーフィンのみをしている訳ではありません。映像や写真などで自分のスタイルを発信し、世界中にファンをつくります。

その活動は多岐に渡り、中には自身のブランドを立ち上げたり、ドノヴァン・フランケンレイターのような音楽活動をするフリーサーファーもいます。

そして、佑麻さんもサーフィンだけでなく、1年の半分を旅の時間に費やし、同時にフォトグラファーとしても活動しています。

きっかけはGoProで撮った動画から切り出されたフレームにより、「目では捉えきれない一瞬の美しさ」を知った事でした。

画像出典:campfire

そして、その美しい瞬間を多くの人に届け、それと同時にサーフィンの奥深さ、ライフスタイルを広める為の活動のために、クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げ、当初の目標金額よりも200%を上回る資金が集まります。

旅を愛し、表現者として海の素晴らしさを伝える彼に現在、注目が集まっています。

自身がアンバサダーを務める国際環境NGOサーフライダーファウンデーションジャパンと共にこのプロジェクトが立ち上がり、今後は写真の売上の5%を撮影地のNGOやNPO、支援団体などの活動費に充ててもらう社会貢献も行う予定です。

彼の人生と深く結びついている海の環境保護にも尽力されており、今後のサーフシーンを担う注目サーファーです。

まとめ

日本のサーフィン界において、巨星であるフリーサーファー高貫佑麻さん。

海での幅広い活動をするウォーターマンを目指している彼曰く、自分自身はまだ、「ウォーターベビー」だそうです。

自他共に認める”ベビー”から本物の”マン(一人前の男)”になるその日は果たしていつ訪れるのか、彼の人生から目が離せません。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

最後に、華麗なスタイルでロングを操る佑麻さんの動画をご覧ください。

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